施術の流れ

*このページの下部に実例があります

①カウンセリング

 当院では効果的な施術のために、いきなり身体に触れることはありません。まずはカウンセリングで痛い部位、いつから痛いか、どうすると痛いのか、睡眠状態や疲労、過去の病歴などから症状の原因を探っていきます。


②検査:姿勢~動作~関節~筋肉~神経

 カウンセリングの次は、検査をしていきます。

 痛みやしびれなどの症状は、痛い部位が直接的な原因の場合と、その他の部位が原因で症状が出現することがあります。
 症状が出る姿勢や動きを中心に検査を行った後、各関節や筋肉、神経の検査をすることにより症状のつながりや原因が分かります。


③再カウンセリング

 検査により症状の原因を特定し、原因を説明したうえで施術の方針をお伝えします。


④施術

 症状の原因に応じて様々な技術を用いて施術を実施します。

 施術中は痛みや動きの状態を確認しながら施術を行います。

 

⑤自主トレーニング、姿勢・動作指導

 その場限りの効果ではなく施術の効果を持続させるために、自主トレーニング及び姿勢・動作指導をさせて頂きます。個別の問題に対してストレッチ、ボールやタオル等の道具を用いた簡単な自主トレーニング方法を提案させていただきます。

 趣味活動や運動を制限するのではなく、負担のかからない方法で実施していただくためにサポートさせていただきます

 

施術の流れ~実例①

 2016年4月に来店されたNさん(30代 男性)に許可を頂き掲載させていただきます

 

 Nさんの症状は首や腰の状態はかなり悪く(ダルさ、重苦しい)、最近は頭痛も強く週1で市販の痛み止めの薬を飲んでいるとのことでした。猫背も強く身長が縮むのではないかという不安もあります。

 

最初はカウンセリングです。

 カウンセリングをしていると、日常生活での腰や首への負担がかかりやすい要素だらけでした。ぎっくり腰なども含め背骨の問題はアクシデント的に問題が発生するのではなく普段の姿勢や生活での腰の使い方が影響(疲労が蓄積)していることが多いですね。Nさんは仕事でも家でも腰や背中を丸めていることが多くそれが背骨にかかる負担のもとになっていました。腰痛の原因はたくさんありますが背中や腰を丸めることは腰痛の大きな原因の一つです、単発の曲げではなく長時間の曲げや重い物などで腰に負担をかけることが多いです。

 カウンセリングをしながら横目に姿勢を見ていても常に猫背です。

 本人も猫背ということには気づいていますが、慢性的に猫背を続けているので中々背中を伸ばせません。

 他にも色々質問しますが、まとめますとNさんの場合、腰を曲げていることが現在の不調の原因であることが予想されます。

 

 次は実際に姿勢や動きをチェックします。

立っている時は、背骨がまっすぐになっていました。本来背骨は頚椎~胸椎~腰椎の三段階カーブが理想的ですが、本来のカーブがなくなっている状態です。

 おじぎをしても昔よりもかなり硬くなってしまったとのことで、指先は床には全然届きません。

 体を触っても全体的に筋肉がかなり張っている状態でした。

 次は首です、写真を見ていただくと一目瞭然ですが、首の曲げ伸ばしの制限がかなり強いです。特に首と頭蓋骨の境目の動きの硬さは頭痛とも関係することがあるので、Nさんの頭痛の原因として首の硬さも考えられます。

 普段から猫背にしていることの多いNさんですが、猫背で負担がかかるのは腰だけでありません。猫背は首にも影響を及ぼすことがあります。代表的な問題はストレートネックと呼ばれる状態で、首本来のカーブが少なくなってしまう状態です。

 

 実際に姿勢や動きを見て、触れて問題を探し出してから施術をしていきます。

 Nさんに行った施術は、背骨や骨盤の調整でゆがみを整え、まっすぐになっている背骨のカーブを本来の状態に戻しました。結果は写真を見てもらえればと思います。

 

 感想として体が軽くなり、首や腰の動きも大きくなり、座っている時にもラクに背中を伸ばせれるようになったとのことでした。

 

 一般的なリラクゼーションのお店ではこれで(施術だけで)終わりかもしれませんが、こしラボでは背骨に負担がかかる原因をきちんと伝え、家でも簡単にできる姿勢法や運動アドバイスします。Nさんの場合は、猫背を控えることやラクに座れるように道具をアドバイスしたり、首や腰を整える体操をレクチャーして終了です。体操は家や車の中でもできるもので、特殊な道具は不要なものばかりです。

 

Nさんがアドバイスしたことを実行してくれれば、施術の効果も長持ちしますし、伸張が縮む不安も緩和されるかと思います。

 色々な不調をお持ちの方がお越しになられますが、これからもこしラボでは一人一人の症状、ゆがみ、体格、体力、健康状態に合わせた施術を行います。

 

施術の流れ~実例②

「ぎっくり腰」のお客様の紹介をご本人の許可を得たうえでさせていただきます。

お客様はM様 40代 男性です。
ぎっくり腰になったきっかけは、日曜日に座ったままシャワーを浴びていて、シャンプーを取ろうと手を伸ばした瞬間に腰を痛めてしまったとのことです。

 

ぎっくり腰は、重いものを持つ時にもなりますが座ったまま何かを取ろうとした際など、特別重たいものを扱わなくてもなってしまうことがあります。

 

初日の状況は動くと痛く、腰を曲げたままでしか歩いたり立ったりできない状態でした。翌日(月曜日)、前日よりは痛みは減ったそうですが痛みのため、とても仕事をできる状態ではなかったため朝早くお電話でお問い合わせくださり、こしラボにお越しになられました。

 

来店時の様子は、歩くスピードはゆっくりで、動く際には全体的に腰をかばいながら(特に前かがみ)慎重に動かれているような様子でした。

お話しを伺うと、普段から仕事で重いものを持ったり前かがみでいることも多く日常的に腰に負担が掛かりやすいことが分かりました。

写真を見ていただくと分かりますが、姿勢もゆがみ動きを痛みのためにどの方向も大きく制限されていました。

 

特にお辞儀は元々床に手が届く程度の柔軟性があるそうですが、痛みのために床と指先には15㎝も隙間が空いています

ぎっくり腰のお客様は頻繁にお越しになられますが、こしラボでは主にマッケンジー法と呼ばれる運動を中心に施術を行います。ぎっくり腰の経験がある方でしたら分かると思いますが、ぎっくり腰になりたての時には痛みのために腰の動きが大きく制限されます。激しい痛みがある時期に無理やり施術を行うとかえって悪化することもあるので安全に施術を行うためにも痛みの様子を確認しながら安全に行えるマッケンジー法を用います(詳しくはホームページ内のテクニックをご参照ください)。

今回は痛みが強かったため時間をかけ(60分)慎重に施術を行いました。

結果的に痛みや動き、歩行速度などすべてが施術前よりも変化しました。


施術前後の前屈・後屈の動きの違いは一目瞭然だと思います。施術後は痛み無く運動が出来るようになりました。

ぎっくり腰の方にマッケンジー法を用いることは施術中に安全に行えることだけではなく、自宅でもご自身で腰の状態をコントロールしやすくなります。具体的にはマッケンジー法を行うことで何がその人にとって腰への負担になるかが明確になるかが分かるので、負担の原因を避け、腰のゆがみを整えるための運動を安全に行うことが出来るようになります。M様は、初回の施術で痛みや動きが大きく変わったため合計で2.3回の来店で終了予定です。

 

施術の流れ~実例③

腰痛でお悩みのTさん(40代 女性)の紹介を許可を頂いたうえでさせていただきます。

Tさんは数十年前にぎっくり腰を経験されてから腰痛にお悩みで特に寒くなると腰が痛くなることがお悩みでした。
今回は動く際に腰と股関節の痛みが強いとのことでこしラボにお越しになられました。

 

動きを見てみると、痛みのために前屈(おじぎ)、後屈(反り)、右側屈(右に倒れる)運動に制限がありました。
特に痛いのは後屈と右側屈を組み合わせた際に痛みが増しました。

 

そこで腰の動きの制限を取るために、ベッドで寝ていただき痛みが出ないように注意しながら腰を動かしていきました

 

施術の結果痛みがなくなり、動きも良くなりました。

この方の場合お仕事で右に重心が寄ることが多く、常に腰も右側に負担がかかりやすいことになっていたのが今回の腰痛の原因だと考えられます。

施術後は、日常生活や仕事でどのような姿勢をとるべきか、動き方をするべきかなどを説明し、腰の負担を降らすための簡単にできる運動をアドバイスして終了となりました。