腰痛予防対策
ぎっくり腰は突然起こりますが、大多数の腰痛はデスクワーク中の猫背や、間違った腰の使い方など普段の生活習慣が関わります
「腰痛は腰の生活習慣病です」
腰痛は、簡単に防ぐことが出来ます
腰痛予防の第一歩は、普段の姿勢を整えることです
最も良くない姿勢は「猫背」です
デスクワークや運転、テレビを見る時など現代人は椅子に座っている時間が長いです。
多くの人が日中、座っている頻度が多くなりがちですので、「間違った姿勢」、「腰に負担のかかりやすい姿勢」、「腰痛になりやすい姿勢」を続けることで、腰への負担が積み重なると腰痛を引き起こしてしまいます。
図のように座ったり腰を曲げる時に椎間板への負担が増加します
このように正しい姿勢を普段から意識するだけで、腰への負担が減り腰痛を予防もしくは軽減することが出来ます。
普段から出来るだけ腰を丸めないようにしてください。
座っていると、どうしても背中は丸まってしまいます。普段から、正しい姿勢を意識して背中を伸ばすようにこころがけてください。
骨盤から膝に向かって伸びる、太もも裏の「ハムストリングス」という筋肉が固くなると猫背になりやすくなります。この筋肉を伸ばすことで背中も伸ばしやすくなります。
座って行う方法は右下の写真のように、背中を伸ばしたままで膝を伸ばしゆっくり20秒止めます。これを繰り返すことで骨盤の位置が整い背中を伸ばしやすくなります。
最も簡単かつ効果的な腰痛体操を紹介いたします
忙しい、面倒くさいと思う方でも簡単にできますので試してみてください
腰痛持ちの方におススメの筋トレ!!
腰痛を繰り返している方、腰痛を予防するために大事な筋肉を鍛えましょう。
その筋肉は多裂筋とよばれ、背骨を支えてくれる大事な筋肉です。
多裂筋は慢性腰痛の方やヘルニアの方で特に弱くなります。また、猫背の人も弱くなりやすく、多裂筋が弱いと姿勢も猫背になりやすくなります。
鍛え方は、座った状態で太ももにタオルを通して足を縛ります。
①タオルを引っ張り、足に抵抗をかけます
②両足を開きながら同時に、背もたれに背中を押し付けます。
3~5秒背中を押し付けるようにし、10回繰り返します。1日2~3セット行うと効果的です。