オープンしてからずっと書きたいと思いながら始めていなかったBlogを本日より開始いたします。
1回目なので自己紹介からさせていただきます
私は帯広生まれ音更育ちの生粋の十勝っこです
学生時代は大好きなサッカーに明け暮れる日々を過ごしていました。
高校卒業後の進路に悩む中、スポーツリハビリや整形外科のリハビリに興味を抱き、実際に病院に見学に行きリハビリに 無事に(当時のリハビリ系の学校の入試倍率は高かったので)3年生医療系専門学校に入学しました。
高校時代に勉強を(ほぼ!?)していなかった私にとって全身の筋肉の名称をはじめ解剖学、生理学、運動学、評価や治療の実技など覚えることだらけで常に試験に追われながらの学生生活でしたが、3年で無事に卒業することができました。
卒業後は帯広市内の整形外科で念願の理学療法士としての第一歩を踏み出しました。素晴らしい上司や先輩などとても恵まれた環境の中、整形外科に関する様々な疾患を担当させていただきましたが1年目の秋に事件が起こりました。
当時私が担当していた腰痛の患者様がいました。今振り返るといくらでも対応方法は思いつきますが、知識技術、経験が足りない当時の私にはとても難しくあまり状態が変わりませんでした。10回目の来院の際にこれ以上私が対応しても変化がないと思い先輩に応援をお願いしました。しかしその患者様は時間になっても現れませんでした。その患者様は私の実力不足のせいで状態を変えることができず来院をやめたんだと悟りました。とても悔しく、このような事が二度と起こらないように全力で腰痛の勉強をすることを誓いました。
それからは週末になると札幌、東京、大阪と全国各地で開催されている研修会に参加しました。著名な日本人の先生に学び、時には海外の世界的権威から腰痛に関するアプローチ方法を学びました。
最初の病院では整形外科全般のリハビリを経験しましたが、もっとたくさん腰痛に接したいとの思いから札幌市内の整形外科に移り外来で腰痛を専門的に担当させていただきました。
日々様々な状態の腰痛患者様と接する中で自信を深めることができました。
札幌に移ってからは新千歳空港が近くなったこともあり、それまで以上に全国各地の研修会に参加し研鑽を続けました。最も遠くはリハビリの先進国オーストラリアでの研修も行いました。
様々な経験を積み地元十勝の腰痛で苦しむ人を救うために理学療法士になって10年目の2015年に札幌の病院を退職し、こしラボをオープンさせました。
同時にとかち腰痛予防プロジェクトを発足し、十勝管内で無料の腰痛予防教室の開催や腰痛予防のための正しい情報の普及活動を行っています。
オープンからもう少しで1年が経ちますが、こしラボ並びにとかち腰痛予防プロジェクトを始めてよかったと心から思います。
まだまだ先は長いですが少しずつ目の前の腰痛の方のために活動を継続していきたいと思います。
こしラボ 院長
谷口 英一
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智貴 (火曜日, 26 7月 2016 21:35)
いつもお世話になっております。腰痛に対する真摯な取り組みにいつも敬服しています。これからも末永く活動を継続してくれますようお祈り申し上げます。応援しています。頑張って下さいね。