帯広市内の整体院 背骨・骨盤コンディショニングこしラボ
院長 谷口です。
前回までの紹介で、マッケンジー法における姿勢と運動検査の重要性をお伝えしました。今回は反復運動について紹介させていただきます。
テレビや雑誌でマッケンジー法を見たり、読んだりされた方は、マッケンジー法はうつぶせの状態で体を上に反らすということが中心だと思われている場合がありますが、そのような運動を繰り返してそれまでに確認した、所見がどう変化するかを運動を反復して確認していきます。

例えば、腰痛でお困りの方で普段何をすると辛いかを確認したとします。
・デスクワークの方で長時間座っていると痛い
・家庭菜園で長時間しゃがんでいると痛い
・重いものを床から持ち挙げる時に痛い
・家でソファーに寄り掛かりスマホを使っていると腰が痛い
このような訴えがあった時に考えられる動きや姿勢の問題は、
① 腰を曲げる動きに関連している
② 姿勢は猫背が関わっている可能性が高い
腰を丸くしていることが腰痛の原因である可能性が高いので、この場合には、まずは反対に腰を反らせることをして症状がどうなるか確認していきたいと思います。
反復運動ですので、10回反らせることを繰り返してみて
① 痛みの強さ(とても痛い? 少し痛い)
② 痛みの部位(腰だけ痛い? 足も痛い?)
③ 動きやすさ(おじぎの制限? 反りの制限?)
が反復運動前と比べてどうなるかを確認してみます
運動を行うことにより起こりうる反応は3つ考えられます
① 症状が改善する⇒青信号
② 症状が悪化する⇒赤信号
③ 変化なし⇒黄色信号
以上の3つの反応が起こるはずです
(それぞれの反応に応じて信号の色分けをします)

① の症状が改善⇒青信号であれば反復運動で行った運動を継続して行うことにより全体的な改善を見込めます!!
それでは、症状が悪化したり、変化しない場合はどうするべきか?
それは次回お伝えしますね
先日からお伝えしているマッケンジー法研修会ですが、当初予定していました3月13日の13時開始が予想より早く定員に達したため、急きょ15時開始の部を設けました
会場や内容は全く同じですので、参加を希望される方はお電話での予約をお待ちしております。
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