帯広市内の整体院 背骨・骨盤コンディショニングこしラボ
院長 谷口です。
前回は
10回 運動を繰り返してどのような反応が起こるかを確認する、反復運動について説明させていただきました。
反復運動の結果、3つの反応が起こりますがその一つである青信号(症状が改善)について説明させて頂きました。
今日は残りの反応について説明させていただきます。

2つ目の反応は赤信号です
赤信号の場合、運動を繰り返しても
・痛みが悪化する
・痛みの範囲が広がる
・動きにくくなる
という反応になります
これらの反応があると、その運動はその人に適していないということが予想されるため、それ以上その運動は行わず、他の運動を試して青信号を探します
最後の3つ目の反応は黄色信号です
信号と同じく注意が必要という意味です。
黄色信号の場合、運動を繰り返しても
・痛みの強さが変わらない
・痛みの範囲が変わらない
・動きやすさも変わらない
という反応になります
変化がないからこそ、注意が必要になります!!
その場合、青信号をさがすために、例えば運動方法を少し変えたり回数を変えたりして、次の反応を確認します

マッケンジー法は運動しかしないと信じ込んでいる方も多いかと思いますが、実は手による施術も加える場合もあります
いくら運動をしてもいい反応が得られないのであれば、運動以上に強い力を背骨に加えるために手で押して調整していきます
慎重に調整をしてその方に適している運動が見つかるように繰り返していきます。
このように信号で例えていますが、
赤信号であればその運動は不適切なのでそれ以上行わない
黄色信号であれば慎重にくり返して青信号をさがします
青信号であれば、その人に適しているのでその運動をどんどん行っていきます
このように青信号を見つける事が非常に重要です!!
運動は大事ですし、腰痛診療ガイドライン等でも推奨されています
しかし、やみくみに動いていても良くならないばかりか悪化することすらありますので、マッケンジー法の信号機の考え方に基づき反応を注意しながら運動をすると自分に必要な、最適な運動を見つける事が出来るのです
次回は、マッケンジー法で最も用いることが多い、うつぶせから背中を反らせる運動の正しいやり方について紹介させていただきます
実際にトライしていただき、青信号であればあなたの腰痛は軽くなります!!
人気記事こちらも読まれています
腰を整える骨盤の体操
マッケンジー法って何? ④ 姿勢チェック編
〒080-0023
北海道帯広市西13条南2丁目1-37
ハピネス132 102号室
ご予約・お問い合わせは090-8876-9524
コメントをお書きください