病院で検査すべき腰痛

帯広市内の整体院　背骨・骨盤コンディショニングこしラボ

院長　谷口です。

先週、キャスターの小林麻央さんがご逝去されました。

昨年のガン公表後から、闘病生活の様子をブログなどで紹介されていました。

テレビやネットでは追悼番組が放送されるなど彼女の足跡を辿るべく様々な番組を放送していますね

彼女の経験から、ガン検診を受診された方もいるかもしれませんが、私は腰痛の専門家なので腰痛との関係から今回のブログを書かせていただこうと思います。

大きく分けて腰痛は2種類に分けることができます

腰痛のうち、８５％を占めるものが右側の非特異的腰痛と呼ばれるものです

これは特徴として、一般的な腰痛の原因になるものですが、軽症な腰痛であることが多いものです

残り１５％は特異的腰痛と呼ばれるものです

こちらは重症な腰痛であることも多く病院での検査・治療が必要なものです

ではどのような腰痛は病院を受診すべきでしょうか？

代表的な病院での受診が必要な腰痛は

腰の神経に大きな問題を来している可能性がある「膀胱直腸障害」

⇒腰痛以外に排尿や排便の制限がある場合

骨の問題である「骨折や重度の骨粗しょう症」

⇒特にしりもちをついてから腰痛が出てきた場合など

そして「ガン」です

ですが、

ガン自体が腰痛の原因になるのではなく、ガンが背骨に転移することにより腰痛が起こります

小林麻央さんも報道では、背骨にガンが転移しているとの情報がありました

考えてみてください

もしガンが転移しての腰痛が原因であるならば、リハビリを行ったり、整体やマッサージを受けても、関節のズレや筋肉の問題ではないため改善するどころか悪化する可能性すらあります

ガンを疑った方がいい特徴として

急激な体重の減少(1～2か月で体重の10％以上の減少)、ダイエットなど原因が明確な体重減少ではなく、原因が不明の腰痛

体調不良、食欲不振や倦怠感、貧血など

があります

またガンの中にも、転移しやすいものがあります

・肺ガン

・乳ガン

・前立腺ガン

などが転移しやすいと言われています

小林麻央さんのご逝去に伴い、悲しみが広がっていますが、今一度1人1人が自分の健康に関して考えてみることの重要性もブログなどを通じて伝えてくれたのではないでしょうか

小林麻央さんのご冥福をお祈り申し上げます

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